人類には欠かせない成分であるたんぱく質。
主に肉、魚、豆類、乳製品からがあり、
プロテインサプリメントも主にそれらの食料から製造されています。
しかし年々増加している世界人口。
増加していくことによる食料需要を満たしていこうとすると、
それらを育てることによる環境への影響が問題になっています。
その解決策として『昆虫食』というのが注目されています。
特にその一つの『コオロギ』は注目です( ̄ω ̄b
実際に日本にもコオロギ食品はもう出ています
σ( ̄ω ̄)が実際にコオロギ食品の紹介を始めてみたのは
今年3月に幕張メッセで行われた『FOODEX』でのブース。
クラッカーにパスタ、
ラーメンにプロテインバー等
すでに製品化されて販売されています。
実際にブース内でコオロギラーメンの試食がありました。
そういえば2019/5/13放送のしゃべくり007でも
MC陣がコオロギラーメンを食べていて、
『エビみたいな香り』と味は高評価でしたね。
出しをとるスープの実物にはちょっと引いてましたが(仕方ないか)
ちなみにコオロギ100gに含まれるたんぱく質量は約20gです。
コオロギ(昆虫食)のメリット
飼育コストの低さ
牛や豚などを育てるのには餌代がかかり、
成長まで数年という時間がかかるのですが、
コオロギは餌は人間が出す残飯でいいですし、
成長まで1ヵ月ほどと飼育コストが少なく済みます。
牛を成長させるのに必要な量を比較すると、
水は約2000分の1、
餌は約10分の1と言われています。
宗教的制約の少なさ
宗教によって牛肉や豚肉が食べられない、
またはそれらを使用した料理がNGという制約がありますが、
昆虫に関してはそれがほとんどないというのもあります。
なぜコオロギ(昆虫食)が注目されたのか?
たんぱく質は人間には欠かせない三大栄養素の一つ(他に炭水化物と脂質)ですが、
人工的に作るのは難しく、動物や植物に依存しています。
しかし世界人口が年々増加していくにあたり、
それに伴う食糧供給が需要に追いつくのは難しいからです。
動物や植物も飼育や栽培にかかる時間やコストを考えると、
短時間でそれらの収穫量を増加するのは困難ですし、
増加するために使われる飼育や、
栽培スペースを拡大しつづけることにも限界があります。
そこで短時間で成長する、繁殖しやすい、
飼育に必要なスペースやコストが少なくて済む昆虫が注目されたのです。
国連も昆虫食が人口増加による食糧危機を解決してくれるものとして考えているようです。
終わりに
昆虫食、というのにちょっと抵抗があるかもしれませんが、
世界の人口増加がこれからも進むことを考えると、
少しずつ身近なものになってくるかもしれません。
数年後には『コオロギプロテイン』が一番安いプロテイン製品として
でてくるかもしれませんよ?( ̄ω ̄)
ちなみに本日のトレーニングは胸A→二頭→僧帽でした。