日本最大のスポーツ・健康産業に関する総合展示会『SPORTEC』へ久しぶりに行ってきました。前回は2019年と間が空いてしまいましたがあれからどんな企業が出展しているのか気になります。
開催場所と日時
開催場所:東京ビックサイト東展示棟
アクセス:りんかい線『国際展示場駅』から徒歩約7分、ゆりかもめ『東京ビックサイト駅』から徒歩約3分
(注:HPでは上記のように記載されていますがビックサイトに入ってから東展示棟に着くまで更に約5分は歩きます)
開催日時:2023年8月2日~4日 10時~17時
SPORTECのサイト→https://sports-st.com/
入場には事前登録が必須
入場は誰でも無料。業界関係者限定の展示イベントはありませんのでどなたでも入場できます。事前登録は必須ですので下記のリンクから登録を進めてください。
なぜかは不明ですが同日に開催されている東京ビックサイト内の催事イベントにもこれで入場できます。
会場の様子
会場にはフィットネス機器(マシンやツール)、フィットネス評価システム(姿勢や運動能力、体組成測定)、ジムの管理システム(会員管理、入退館システム、セキュリティ)、栄養関連(サプリメント、食材など)、アパレルなどの様々な企業が出展していました。
ブースでは各企業の出展物を見るだけでなくプロテインを試飲したり、体験したり、商品を特別価格で購入したりすることもできます。
会場を歩けばTVやSNSで見る人達も沢山みかけることもできます。やはり雰囲気とかオーラが違いますね!
個人的に興味があった場所
トレーニングマシンのブースはやはり広い。各ブースには普段利用しているジムでは見ないマシンが沢山設置してあり、試しに使う事も可能です。σ( ̄ω ̄)としてはパーソナルジム、レンタルジム等が増えたことで省スペースかつ丈夫なトレーニングマシンが増えてそうな印象を持っていましたが、逆に敷地面積の広い24Hジムが増えたことで本格的でやや幅を取るマシンが多く展示されていたような気がします。
その中で特に注目したのは『蓄電して使える有酸素マシン』。従来のエアロバイクやクロストレーナーは動かすことで発電して使うものでしたが、発電したものを蓄電しそれを館内の電気として使うしくみのものでした。日本でそれを扱うには政府の認可等ハードルがありますが実現すればいずれジムの電気代負担の軽減や非常用電源としか貢献してくれるかもしれません。家庭用にも実現して欲しいです。
意外(?)に少ないと感じた出展業種
意外に出展が少ないなと思ったのがアパレル、セキュリティ関連サービス、サプリメント。
アパレル
運動する上でトレーニングウェアは欠かせませんがトレーニングウェアをプロデュースしているメーカーの出店はほとんどなかったですね。スポーツチームのユニフォーム作成会社はいくつかありましたがトレーニングウェアはほとんどない。大手(NとかPとかAとかUとか)が意外と出店しないんですよね。
セキュリティ
セキュリティに関しては近年のパーソナルジムとレンタルジム、24Hジムが増えた事などでスタッフ不在時のセキュリティの重要性が高まると思っていましたが出展はあまりなかった気がします。建物の出入口の施錠と監視カメラぐらいで十分なのか!?
サプリメント
健康食品を取り扱う企業のブース出展はいつも変わらず多く見かけましたがトレーニング向けのサプリメントは数か所ほど。前回行った時より減った気がします。顔ぶれもトレーニング向けのサプリメントを国内外から購入している人に広く知られた企業でした。新規参入は難しい!?
水分、着替え、匂い対策の準備を
今回のSPORTECは夏本番の開催でしかも会場は東京ビックサイト。交通手段は電車だろうが車だろうが船だろうが何であれ降りてから会場に着くまでは最低でも10分近くは歩きます。更にトレーニング体験(特にスタジオレッスン体験)などをするようでしたら水分、着替えは必須です。2019年から更衣室が設置されているので着替える場所はあります。シャワーはありませんので汗拭きティッシュやドライシャンプーを準備しておく等、匂い対策も必要です。
次回のSPORTEC
現時点(2023/8/9時点)で決まっている会場と日程です。
終わりに
日本で最大級のフィットネス展示イベントのSPORTEC。事前登録すれば誰でも入場できますのでフィットネスや健康食関連に興味がある方はぜひいかれてみてはいかがでしょうか?
今年行った方はまた来年行くことで今年との違いを比べたりするのも面白いかもしれません。