肩こりがある、上半身のトレーニングに課題のあるポイントがある、
と言う方はいる事と思いますが、
そこで『僧帽筋上部』を気にしているでしょうか?
ちょっとほぐし辛い場所ではありますが、
結構重要なポイントだったりするんですよ。
今日はこの僧帽筋上部のことについて知って頂きたいです( ̄ω ̄)b
僧帽筋上部はどこ??
from:月乃日和
上記画像左側の赤い部分です。
僧帽筋上部が硬いことによる問題
肩こりとして感じる場所の一つとしてもですが、
トレーニングにおいては動作中に肩がすくみやすい原因の一つになる場所です。
例えば以下のトレーニング時を確認してみましょう:
- 背中:引く動作の時
- 胸:ベンチプレス等、バーを降ろす動作の時
- 肩:サイドレイズでダンベルを上げる動作の時
等、様々な種目を行う際に肩が上がって(すくんで)しまう所をみたり、
指摘されたことがあることと思いますが、
大抵原因は僧帽筋上部だったりします。
(もちろんシュラッグの場合は別ですよ、念のため。)
この状態のままトレーニングしても違う箇所のトレーニングになってしまったり、
種目によっては肩や肘を痛める原因にも。
心当たりのある種目がありませんか?r( ̄へ ̄)
僧帽筋上部が硬くなる原因
主には普段の姿勢の悪さです。
デスクワークやスマホ利用時は猫背姿勢になりやすいので、
それが硬くなりやすい原因になります。
また足腰が弱いことが原因で僧帽筋に力が入ってしまうことも。
スクワットをしている際に肩をすくめた時と同じような力みが入ることでもわかると思います。
僧帽筋上部のほぐしかた
さて、それでは実際にほぐしてみよう、となりますが
僧帽筋上部は誰かにほぐしてもらうことは可能でも、
一人だと少々ほぐすのが難しい場所でもあります。
そこで、自宅でもできる方法を動画で紹介します。(動画はインスタから)
以下は動画の流れの説明になります。
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- テニスボール、またはラクロスボールを準備します(野球ボールも可)
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- ボールを当てる側の手を後ろに回します。
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- ドアの角、柱、または壁の端に向かいます。
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- 腰を曲げ、ボールを僧帽筋上部にあて、柱に押し付けます。
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- 壁への圧(押し付ける力)はもちろん調整してください。
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- 首を左右に動かすなどをしてほぐしていきます。
あとはフィットネスクラブにディップスマシンがある所でしたら
バーの出っ張り部分でも可能です。
終わりに
肩こりが気になる方はもちろん、
トレーニングにおいて苦手な部位のトレーニングがある場合、
僧帽筋上部の硬さが原因になっていることも考えられます。
肩こりの症状がないと自身の目では直接見えないだけに、
気づかない場所でもありますから、
確認してもらうことを勧めます。
ちなみに本日のトレーニングは背中A→肩(リア)でした。