春や秋といった季節の変わり目で1日の気温差が激しい時期や、
冬の寒い時期になってくると体調を崩しやすくなったり、
夏の時期以上にウォーミングアップが必要になってきます。
そこで今回は寒い時期以外で気をつけたい、
『筋肉のコンディション面』と『体調面』について触れていきます。
筋肉のコンディション面
夏の時期と違い気温の低い時期は体が冷えるだけでなく筋肉も硬くなり易くなります。
硬いままでは動きが大きくとれませんし、
無理に動かして筋肉や関節を痛めてしまったり、
思うような動きや力を発揮できません。
特に腰、股関節、肩甲骨周りの部分を気にされる方が増えます。
そのような状態のまま運動してもケガをする可能性が高くなってしまいますので、
筋肉を温めて動かしやすくするという作業が夏の時期よりも時間をかける必要がでてきます。
パーソナルトレーニングを受ける方は可能な限りセッション開始前に来館して、
ウォーミングアップを行って頂くとセッション時間内の
ウォーミングアップにかける時間を減らすことができるのでおススメです。
実際σ( ̄ω ̄)はほとんどのクライアント様にセッション前のウォーミングアップを実施して頂いています。
もちろん内容ややり方も伝えてますよ。
対策法
まずは身体を温める、そして軽く体を動かすことです。
(軽い負荷を使用するのもOK)
方法として:
- 身体が温まるまで1枚着るものを増やす
- 5分~10分ほど有酸素マシンを利用する
- 普段より時間をかけてストレッチポール等を用いて筋肉をほぐす
これは寒い外から温かい室内の温度に身体を慣れさせる、
という目的もあります。
施設によっては暖房が強かったりするので
そういった施設を使用される方は尚更室内の温度に身体を慣れさせた方が良いです。
ちなみにサウナに入って身体を温めるという方法もありますが、
高血圧の方には危ないのでこちらはあまりオススメしません。
体調面
寒くなるまたは寒い時期に体調面で気を付けたいのは『風邪』と『室内外の温度差』です。
風邪
秋以降、風邪が流行る季節になるとフィットネスクラブに行くと
マスクを着用しながら運動する方をよく目にしますし。
(”予防”という方もいらっしゃいますね)
中には体調悪いけど来館するという方もいらっしゃいます。
身体を動かしたい気持ちは分からなくはありませんが、
他の方へ風邪をうつすのは正直迷惑ですし、
筋トレをすれば疲労し免疫力落ちますから余計体調が悪くなる可能性も。
それに身体は本調子ではありませんから思うほどパワーが出ないなど
あまり良いパフォーマンスを発揮できなくなってしまいます。
対策法
自分でできる予防はすることです。
- 電車の中ではマスクをする
- 寝る時間は必要な分確保する
- 栄養を摂る(予防として特にビタミンC、Lグルタミンがオススメ)
室内外の温度差
寒い外の気温と室内の気温による温度差でのぼせるような症状が出たり、
頭がクラクラするような症状が出る場合もあります。
特に有酸素系のスタジオプログラムに出られる方、
脚のトレーニングを行う方は要注意ですね。
対処法
この場合大事なのは体調を整えておく事の他に、
室内の気温に慣れることです。
大体何分あれば慣れるのかというのは人それぞれになってしまいますが、
少なくとも20分~30分前には室内に入っておきたいですね。
スタジオレッスンに参加される方はこの時間も見越して来館したいところです。
その間に行うことは先述の『筋肉のコンディション面』の対処法を参考にしてください。
おわりに
夏場と違う気温が低下したり1日の気温の変化が多い時期になるべく体調を崩さず、
そして良いパフォーマンスや動きを行う為に普段からできる事を今回お伝えしました。
ぜひ今回の記事を参考に自分なりのコンディショニング(体調管理)方法を作ってみてください。
ちなみにσ( ̄ω ̄)の本日のトレーニングはオフです。